<TURN LAND 活動紹介> 板橋区立小茂根福祉園

参加アーティスト: 大西健太郎、宮田篤
  • 参加作家・団体

板橋区立小茂根福祉園は、2015年度からTURNに参加し、2017年度よりTURN LANDをスタートしました。現在、アーティストの大西健太郎と宮田篤が参加し、ともに企画をつくり、人と場の交流を深めています。これまでに参加型パフォーマンス「『お』ダンス」や、施設利用者の「きらり」としたシーンを紹介する「きらりグッと」など、さまざまな表現や企画を通して親交を重ねてきました。
今回の展示では、2021年1月に開催したプログラム「リモート文通式劇場-こもね座『四コマバイオーム』」が実現するまでの軌跡や、一般参加者と制作した八コマ漫画などを紹介します。

▶︎「リモート文通式劇場-こもね座『四コマバイオーム』」が実現するまでの軌跡をまとめた冊子『MAGAZINE こもね座 特別号』はこちらからご覧いただけます >>> https://turn-project.com/timeline/output/12982

板橋区立小茂根福祉園
Itabashi-ku Komone Fukushien (welfare facility)

障害者支援サービスを行う通所施設。1982年に東京都板橋区に開設し、一人ひとりがかけがえのない個性豊かな社会の一員として「私らしく」住み慣れた地域で普通の暮らしができることを願い、支援を行っている。生活介護サービスでは、日常の介護とともに創作活動や生産活動、社会参加の機会を提供。就労継続支援B型サービスでは、就労に必要な知識と能力向上の訓練を行いながら、生活支援や余暇活動をしている。両サービスで実施しているアトリエ活動では、豊かな感性や自由な発想で、その人らしい表現が生まれている。

大西健太郎
Kentaro Onishi

ダンサー。1985年生まれ。東京藝術大学大学院先端芸術表現科修了後、東京・谷中界隈を活動拠点とし、まち中でのダンス・パフォーマンスシリーズ「風」を開始する。その場所・ひと・習慣の魅力と出会い「こころがおどる」ことを求めつづけるパフォーマー。2011年に東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京と一般社団法人谷中のおかっての共催によるこども創作教室「ぐるぐるミックス」の立ち上げより、ファシリテーター、統括ディレクターを務める。2014年より「風と遊びの研究所」を開設。板橋区立小茂根福祉園にて他者との共同創作によってつくり出す参加型パフォーマンス「『お』ダンス プロジェクト」を展開。2018年南米エクアドルにて「TURN-LA TOLA」の参加アーティストとして、地域住民と共同パフォーマンス〈El Azabiro de La Tola〉の公演をおこなう。

http://kentaronishi.wordpress.com

宮田篤
Atsushi Miyata

美術家。1984年愛知県生まれ、東京都在住。2009年愛知県立芸術大学大学院美術研究科美術専攻修了。2011年より取手アートプロジェクト コアプロジェクト《アートのある団地》 パートナーアーティスト [宮田篤+笹萌恵]。おとなもこどももあそべるぶんがく「微分帖」など、ワークショップやドローイングによって他者との関わりの中にある差異を見つめることを制作の契機にしている。おもな活動に「アーティスト・イン・ミュージアム宮田篤+笹萌恵meets岐阜県図書館」岐阜県美術館(岐阜/2019)、「わくわくなおもわく」はじまりの美術館(福島/2019)、「びぶんブックス」トーキョーアーツアンドスペース本郷(東京/2019)、「ふしぎの森の美術館」広島市現代美術館(広島/2010)など。

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