[TURNアーカイブ] TURN in BRAZIL

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2016年度は、「リオデジャネイロ 2016 オリンピック・パラリンピック」に連動する形でブラジルにて「TURN in BRAZIL」を開催しました。

「TURN in BRAZIL」では、日本及びブラジルを拠点に活動するアーティストたちが伝統工芸を携えて、サンパウロに滞在しながら福祉施設に通い、施設を利用する障害のある人や地域の人たちなどの日常に触れながら交流プログラムを実施しました。そして、そのプロセスを通して生まれた作品などをパソ・インペリアル(リオデジャネイロ)に展示するともに、ワークショップやカンファレンスなどを展開しています。

今回、「TURN in BRAZIL」全体の紹介映像、交流プログラムの記録映像に加え、帰国後の日比野克彦に行ったインタビュー映像をまとめてご紹介します。

[TURN in BRAZIL展覧会 開催概要]

期 間:2016年 8 月 18 日(木)~9 月 7 日(水)
会 場:パソ・インペリアル(Paço Imperial, Praça Quinze de Novembro, 48 – Centro, Rio de Janeiro)
・監修:日比野克彦(アーティスト、東京藝術大学美術学部長・美術学部先端芸術表現科教授)
・主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
※「CULTURE & TOKYO in RIO」のプログラムの一つとして実施しました。

TURN in BRAZILの詳細や参加アーティストのプロフィールはこちらから:https://turn-project.com/timeline/event/423

「TURNフェス6 オンラインプログラム」における[TURNアーカイブ]では、2015年度からスタートしたTURNのさまざまな取り組みを振り返ります。




TURN in BRAZIL

2016年度は、国内に加え、世界中の注目が集まったリオデジャネイロ 2016 オリンピック・パラリンピック競技大会時に現地においても、TURNを開催しました。「TURN in BRAZIL」では、日本及びブラジルを拠点に活動するアーティストたちが伝統工芸を携えて、サンパウロに滞在しながら福祉施設に通い、施設を利用する障害のある人や地域の人たちなどの日常に触れながら関わり合っていく交流プログラムを実施。そして、そのプロセスを通して生まれた作品等をパソ・インペリアル(リオデジャネイロ)に展示するともに、ワークショップやカンファレンス等を開催しました。



「TURN in BRAZIL」交流プログラム:ジュン・ナカオ(アーティスト/ブラジル)×憩の園×ブラジルの伝統的な籠編み(セスタリーア)


ジュン・ナカオは、サンパウロ市に隣接するグアルーリョス市にある日系の高齢者介護施設「憩の園」に通い交流プログラムを行いました。入所者たちの幼年時代の話に耳を傾け、入所者たちと一緒に、ブラジルの伝統的な籠編み(セスタリーア)技術を使って作品を制作しました。



「TURN in BRAZIL」交流プログラム:瀧口幸恵(ワークショップファシリテーター/日本)×Monte Azul×東北切り紙「きりこ」


瀧口幸恵は、東北切り紙「きりこ」の研修のため、宮城県南三陸町に1か月間滞在しました。本映像では、その研修や、南三陸町と気仙沼市の学校や地域の人々などと実施したワークショップの様子、そして東北に伝わる「きりこ」をご紹介します。


瀧口幸恵がサンパウロ近郊の福祉施設「Monte Azul(モンテアズール)」に滞在し、施設を利用する障害のある人や地域の人たちとともに研修で習得した東北切り紙「きりこ」のワークショップを行いました。



「TURN in BRAZIL」交流プログラム:タチ・ポロ(アーティスト/ブラジル)×こどもの園×江戸つまみ


タチ・ポロは、江戸時代から伝わる伝統工芸「江戸つまみ」(小さな布をピンセットでつまんで折畳み、組み合わせることによって花や鳥の文様を制作)の心と技術を習得するため、1か月間、東京に滞在しました。その後、サンパウロの知的障害者施設「こどもの園」に通い、入所者の日常に寄り添いながら、ともに「江戸つまみ」を制作しました。



「TURN in BRAZIL」交流プログラム:五十嵐靖晃(アーティスト/日本)×PIPA×江戸組紐


五十嵐靖晃は、江戸組紐(古くは縄文時代から伝わり、現在では一般的に帯締めや羽織紐に代表される)の職人のもとで研修を実施。サンパウロでは、自閉症児療育施設「PIPA」に通い、江戸組紐の工程を一緒に行うことを通して、現地の子供たちとの関係を深めていきました。また、今回のプロジェクトでは昨年度の「TURN」で五十嵐が交流したクラフト工房「La Mano」で藍染めされた木綿の糸も使用しています。



日比野克彦 ブラジル帰国後インタビュー


TURN監修者の日比野克彦に、帰国後に行ったインタビュー映像です。