バンド工房

永岡大輔
  • ワークショップ

アーティストの永岡大輔は、2019年よりTURN交流プログラムの一環として渋谷区障害者福祉センター「はぁとぴあ原宿」に定期的に通っています。
ここで永岡が目指しているのは、人と人が深くゆっくりと出会うこと。2020年は、はぁとぴあ原宿の屋上に生えている雑草に着目し、施設利用者(メンバー)と採取した雑草の標本作りやスケッチを行いました。そして2020年末から始まったのが「似顔絵を描く」という活動です。似顔絵は、描く者と描かれる者が互いの眼差しを感じることから始まります。それは社会的な役割を取り払った、存在そのものの出会い。言葉とは違った心の通わせ方を生みだしています。





7月30日 「似顔絵ラプソディ」のレポート

7月30日に開催したワークショップ「似顔絵ラプソディ」で生まれた似顔絵をご紹介します。一般応募でご参加いただいた2名の方の似顔絵をバンド工房のメンバーがオンラインで描きました。

<永岡さんの日記>
実は、施設に関係する人以外の方がモデルになる初めての日でした。みんな緊張しないかなぁとかドキドキしていたのですが、実際始まってみると、いつも通りというかいつも以上の発見が多い楽しい時間になりました。参加者の方に妊婦さんが居られて、そんなお話をしながら出来上がった似顔絵を見てみると、双子や丸で表現された命が描かれていて、静かに見入ってしまいました。猫好きのモデルさんの為にそっくりの猫を描く二人。面白さと二人の人柄が伝わります。彼らと一緒の似顔絵の時間って眩しいくらい楽しく幸せなものなのですが、なぜそんな時空がうまれるのか。。。彼らと一緒にいると諦めたくなる難しいことにも挑戦できそうな気がする。




8月6日「似顔絵ラプソディ」のレポート

8月6日に開催したワークショップ「似顔絵ラプソディ」で生まれた似顔絵をご紹介します。一般応募でご参加いただいた3名の方の似顔絵をバンド工房のメンバーがオンラインで描きました。

<永岡さんの日記>
いつも通りのメンバーにすっかり貫禄すら感じる2回目。前回お休みだったメンバーのTさんがいるので今日はフルメンバー。Tさんは『似顔絵』ではなく『モノマネ』をされる。耳を通して感じたことを声で表現するのです。彼の世界を感じられるようでとても素敵です。それ以外もピアノの演奏や歌をうたってくださいます。今日は3人のモデルさんが来てくださる。Tさんは今日も彼の音楽の世界に引き込み、Oさん、Yさんがあっという間に絵を完成。今日のOさんはメッセージが走る!!いつものOさんとは随分違う。やっぱり新しく出会うって楽しいもんなぁ。会の最後の別れ際、モデルをしてくれた少年にTさんが「また会いたいです。」と話していたのが今でも忘れられない。




オンラインワークショップ「似顔絵ラプソディ」参加者募集!

  *募集は締め切りました      


いつもの交流プログラムの活動を、一般の方もご参加いただける企画「似顔絵ラプソディ」として実施します。描かれた似顔絵は、本ページにて公開します。

はぁとぴあ原宿から参加するのは、「バンド工房」という名前で活動する3人のメンバーさん。メンバーさん一人ひとりが、それぞれの方法で、参加者の似顔絵を描きます。画面越しにはぁとぴあ原宿の日常を感じながら、メンバーさんと似顔絵を通した交流を楽しんでみませんか?

開催日:
①2021年7月30日(金)13:30~14:30(開室13:15)[オンライン開催]
②2021年8月6日(金)13:30~14:30(開室13:15)[オンライン開催]

[締切:①7月28日(水)12:00、②8月4日(水)12:00]

参加費:無料
定 員:各回3名(要事前申し込み、先着順)

◎オンラインで実施予定です。参加者には事前にURL情報をお知らせします。

※ネットワーク環境の安定した場所にて、パソコンからのログインをお勧めします。
※参加に関わるインターネット通信費用は参加者のご負担になります。
※配信には最善の準備を行い実施しますが、生配信である特性上、不慮の一時停止や乱れなどが起こる可能性がありますことをご了承ください。
※イベントにはビデオオンでご参加ください。

【申し込み方法】
参加をご希望の方は、下記のフォームからお申し込みください
※お預かりした個人情報は、適切に管理・保管し、本事業の実施及びご案内のみに使用いたします。
※定員になり次第、締め切らせていただきます。

永岡大輔
Daisuke Nagaoka

1973年山形県生まれ、神奈川県在住。Wimbledon School of Art修士修了後、国内外にて個展・グループ展による発表多数。
記憶と身体との関係性を見つめ続けながら、創造の瞬間を捉える実験的なドローイングや、鉛筆の描画を早回しした映像作品を制作する。制作の痕跡が意図的に残される作品は作者の記憶ばかりではなく、失われた時間の痕跡としての余韻を空間にもたらす。また、平面や映像作品以外にも、朗読体験を通して人々の記憶をつなげるプロジェクト『Re-constellation』による公演や、現在では、新しい建築的ドローイングのプロジェクト『球体の家』に取り組むなど、様々な表現活動を展開している。

http://daisukenagaoka.jimdo.com

渋谷区障害者福祉センター はぁとぴあ原宿
Shibuya City Welfare Center for Persons with Disabilities Heartpia Harajuku

2008年、渋谷区から委託を受けて開所。障害児者支援施設である。施設入所支援、生活介護(通所)、短期入所、日中一時支援、児童発達支援などの支援を提供している。生活介護事業では、アート活動への積極的参加と、理学・音楽療法などのリハビリテーション支援に取り組んでいる。また、感覚統合とソーシャルスキル訓練を柱にした児童発達支援も行っている。

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